ホットフラッシュ 夜中

夜中にどうしてホットフラッシュが起こりやすいの?

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ホットフラッシュはどうして夜中に起こるのか?

 

ホットフラッシュで悩んでいる人からしばしば投げかけられるのが

 

「夜中に寝ているときにホットフラッシュが起こってるみたいで汗だくで目を覚ますんですけど、どうして夜中も起こるんですか?」

 

という質問です。

 

 

夜中にホットフラッシュの症状が出る人はけっこう多いようです。

 

これには二つのパターンがあります。

 

上の質問にあるように寝汗で目が覚めてホットフラッシュが起こったんだと気が付く場合と、

 

夜中に目が覚めてからホットフラッシュが起こる場合とです。

 

 

寝汗で気づくパターンは寝入りばな、午前2時ぐらいまでに起こるケースが多いようです。

 

反対に目が覚めてからホットフラッシュが始まるパターンは午前3時から夜明けまでに発生することが多いようですね。

 

 

この差は睡眠の質と関係すると考えられています。

 

寝付いてから3時間程度は深い眠りに入ることが多く(ノンレム睡眠)、ここではホットフラッシュが発生しても覚醒しないことが多いのです。

 

症状が起こって、不快な状況になってようやく気が付き、目が覚めます。

 

 

これに対して、明け方近くなってくると浅い眠りの時間(レム睡眠)が長くなります。

 

ここでは、ホットフラッシュが発生するのと同調するように、あるいは何らかの覚醒がきっかけになってホットフラッシュが発生するので寝汗をかくことは少ないのです。

 

また、レム睡眠状態のときには血管の拡張も抑えられる傾向にあるので、夜の前半のホットフラッシュに比べれば症状も軽くなるようです。

 

 

 

文献を調べてみても、夜中にホットフラッシュが出現しやすいメカニズムはまだ解明されていません(2013年9月の時点で)。

 

ですが、夜中のホットフラッシュを辛く感じる理由としては、以下のような推測も成り立ちます。

 

 

ホットフラッシュの根本的な原因は卵巣機能の低下などにより、エストロゲンの生産量が減ることにあります。

 

しかしこれにより引き起こされるのが自律神経系の変調、それによって引き起こされる末梢血管の拡張と収縮の混乱です。

 

本来であれば活動時と安静時にそれぞれ交感神経と副交感神経が働くことで適切な体温を維持しますが、それが強すぎたり弱すぎたりしてうまくいかないのが起きてる時のホットフラッシュです。

 

起きている間であれば、実際に体温を上げるべき活動時に重なって発生したホットフラッシュはそれほどまでに気になりません。

 

 

一方、睡眠時というのは副交感神経系が優位に働き続ける時間帯で、本来であれば交感神経系は抑制され続けています。

 

ずっと安静状態のはずなのに、活動時の身体の状態になってしまうので、ホットフラッシュの症状をクリアに感じてしまうのです。

 

ギャップが大きいから症状が強く感じられるのですね。

 

 

あなたの体温を海や湖の水面レベル、ホットフラッシュを突然下から水が盛り上がってくるイメージに例えれば、

 

波のある海面で急に水が盛り上がるよりも、波のない湖面で急に水が盛り上がる方がその衝撃は大きい、そんな感じで考えていただいたらいいかと思います。

 

 

ということで、夜中のホットフラッシュが特殊であるとというわけではないと私は考えます。

 

ですから治療法も基本的には同じです。

 

 

ただし、明け方に目が覚めてしまうことが非常に多いという方は、一つ注意すべきことがあります。

 

それは別の記事で説明しますね。

 

 

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